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2010年1月 7日 (木)

「ハイブリットインバンド管理簿」

NTTコミュニケーションズのビジネス事業部で使っていたMS-Accessツール

当時(2003年~2004年)、「ハイブリットインバンド管理簿.mdb」という名前のMS-Accessツールを利用していたと思います。
このツールは名前の通り、電話で受け付けたデータの入力、変更、削除等、フォームやクエリでのデータ制御機能部分とデータ自体の蓄積機能を「ハイブリットインバンド管理簿.mdb」に総て詰め込んでいたものでした。
それをサーバーに配置してLANで各クライアントのユーザーが「ハイブリットインバンド管理簿.mdb」を呼び出して利用する運用をしていました。
この運用方法ではデータの追加には問題は無いのですが、同じレコードを参照したり、更新したり、削除をする操作をすると「共有違反」の表示が出て処理が停止してしまいます。
この「共有違反」はMS-Accessの機能とは別のサーバーのOS機能でのファイル共有でのエラーです。
Excelのファイルを複数のユーザーが利用する時に最初にアクセスしたユーザーは問題なく作業が出来ますが、2番目以降にアクセスしたユーザーには「読み取り専用」という制限がつくのと同じ仕組みです。
データベースの利点は複数のユーザーが同時に共通のデータにアクセス出来、参照、更新、削除が正しく行われる事にあります。
もし、データ共有での問題が発生してもデータベースの機能で制御しなければなりません。
では、「ハイブリットインバンド管理簿.mdb」には何が足りなかったのでしょうか?
当時から判っていた問題ですが、複数のユーザーでデータベースを利用する場合、データベースの構造的に制御機能と蓄積機能を分離するのが常識です。
また、データにアクセスするユーザーを識別するIDを設定し、データアクセス制御機能を追加しなければデータの正確性を保てない事も常識です。
「ハイブリットインバンド管理簿.mdb」の問題点は、Excelの共有ファイルを作るのと同様の考えでシステムを構築したことにあります。
私なりの「ハイブリットインバンド管理簿.mdb」の改善案は以下の通りです。
1.データ制御機能とデータ蓄積機能を分離する。
2.ユーザーIDを作成し、データアクセス制御機能を追加する。
です。
「ハイブリットインバンド管理簿.mdb」もクライアントPCの中で単独で利用するのならば何の問題も無く動作しますが、LAN経由で共有する場合は少し手を加える必要があります。
「visio.pdf」をダウンロード

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