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2010年1月23日 (土)

ハードディスクのデータを完全消去!

あまり知られていない様ですが、IT資産管理でかなり重要な事が「データの完全削除」です。
昨年の9月まで参加していたプロジェクトではデータ削除のツールには有料のツールを使用していました。
DOSのOSをベースに削除ツールが起動するのが一般的です。
一般の方はハードディスクはパーテーションを変更したり、フォーマットをすればハードディスクのデータが完全に消去されてしまうと思っている様です。
残念ですが、市販されているデータ復元ツールを使用すれば、かなりの確率で復元出来てしまいます。
Windousのフォーマット形式がNTFSで削除されたデータであれば「cipher /w:ドライブ名」というコマンドをコマンドプロンプトで入力すると消去出来ます。
しかし、この方法のデータ消去はWindowsOSが起動している状態でしか有効では無く、消去されたデータのみを完全消去します。
企業等で「情報の漏えい」を防ぐ場合、こういった方法では不完全と言わざるを得ません。
例えばエンドユーザーが使用していたパソコンが故障してしまった場合、修理の為にIT資産管理の部門へパソコンを送る前に業務データや個人データ等をエンドユーザーの責任でバックアップをしてもらうのが普通です。
もし、どうしてもユーザーでバックアップが出来ない場合はそのまま送ってもらい、データ採取にトライしますが、前提として取得出来ない場合でも了承して頂く約束をします。
データのバックアップはWindowsのOSが起動する場合のみ市販のデータサルベージソフトでトライしますが、ウィルス感染等が考えられる場合は即時完全消去を実施します。
ハード的な故障で外部の修理業者に修理依頼をする場合、情報漏洩の対応を行う契約をした修理業者へ修理を依頼します。
基本的に外部にパソコンを持ち出す場合、完全消去をしてからイメージをクローニングして持ち出しをします。
修理業者やメーカーからパソコンが修理されて帰ってくると市販されているOS設定になっている場合があるので、再度データの完全消去を行ってからクローニングを行い、組織の標準仕様にしてからエンドユーザーへ戻します。
完全消去はフロッピーディスクで起動するモノが主流ですが、ウィルス感染が考えられるパソコンにはCD-ROMを媒体とした消去ツールを使用しました。
「消去ツールの入ったフロッピーディスクにウィルスは感染しないだろう」というシステム担当者の見解もありましたが、それでも感染の確率が100㌫無いと言えない場合は用心に用心を重ねた対応をするべきです。
最近では企業ばかりではなく、個人のパソコンの情報が流出してしまう場合でも社会的な問題に発展してしまう事がある様です。
古くなったパソコンを廃棄、または売却をする場合でもハードディスク内のデータを完全に消去する必要が出てきています。
軽い気持ちでパソコンや外付けハードディスクを廃棄してしまうと、思わぬ事態に巻き込まれてしまう事になるかも知れません。

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