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2010年1月22日 (金)

WindowsPEの作成手順

昨年6月に「システム管理者のためのWindowsVista導入・活用マニュアル」という本を購入しました。
その頃はIT資産管理のプロジェクトに参加しており、大量のパソコンを同じ設定で出荷する仕事を見てきました。
当時は設定の元になるパソコンを1台設定し、sysprep.exeというSIDを初期化するツールを流してシャットダウンし、「ゴーストサーバー」でイメージを取得します。
そして取得したイメージを複数のパソコンにクローニング(イメージ複写)して同じ設定のパソコンを作ります。
大規模な企業ではこうした同じ設定のパソコンを導入する事で資産管理をし易くしています。
こうした同じ設定のパソコンでもコンピュータ名は個別に設定するので、出荷前に仮のドメインサーバーに接続してワークグループから所定のドメインに接続できる様にします。
勿論、実際にユーザーの手元にパソコンが届く前にパソコンに設定したコンピュータ名はドメイン登録します。
上記の作業で面倒なのはコンピュータ名の登録とドメインサーバーへのコンピュータ名の登録でしたが、「システム管理者のためのWindowsVista導入・活用マニュアル」を購入した理由は別にありました。
イメージのクローニングに使う「ゴーストサーバー」です。
「ゴーストサーバー」はかなり高額なソフトで、ライセンスもかなりのコストになります。
そこでこういった問題を解決したいのでWindowsVistaから標準で搭載されているクローニングツールを利用する為に「システム管理者のためのWindowsVista導入・活用マニュアル」を購入したのです。
「ゴーストサーバー」ではクローニングをする為に2つの機能を使います。
一つはイメージファイルの取得、もう一つはイメージファイルの復元です。
これ等の機能は総てパソコン側のOSが起動していては出来ない処理なのです。
具体的には「ゴーストサーバー」でクローニングをする時にはパソコンをサーバーに接続して専用のフロッピーデスクを挿入してWindouws以外のOSを立ち上げて処理を行います。
WindowsVistaのクローニングはWindowsPEというOSを立ち上げてimageXというツールを使ってイメージの取得及び復元を行います。
この無償で提供されている機能を使えれば低コストでクローニングを行えると考えたのです。
結論から言うと「ゴーストサーバー」を使い続ける事となったのですが、WindowsPEとimageXというツールを使ったクローニングは有効であると考えています。
そこで今回はかなり面倒なimageXというツールを含んだWindowsPEのCD-ROMの作り方の要点を以下に記載します。
詳細は「システム管理者のためのWindowsVista導入・活用マニュアル」を読む事を薦めます。

1.Windows 自動インストール キット (AIK)を「http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=c7d4bc6d-15f3-4284-9123-679830d629f2&displaylang=ja&Hash=qyuHNHojDxD702x1p8mz98unJ%2buNlnazWByBDmrgkh2PdmYJxFvMxSjzPWA7ZDEFHpiZEyHtAgZbAZ1AFOEjMQ%3d%3d」からダウンロード
2.ダウンロードした「vista_6000.16386.061101-2205-LRMAIK_JA.img」をDVDへイメージとして書き込み保存。
3.WindowsVistaのPCでDVDからWindows 自動インストール キット (AIK)ををインストール。
4.スタートメニューから「Windows PE Tools コマンド プロンプト」を右クリックして管理者として実行します。
5.「copype.cmd x86 c:\WinPE_x86」と入力します。
6.「"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\x86\imagex.exe" c:\WinPE_x86\iso\」と入力します(コマンドプロンプトは閉じない)。
7.以下のコードを「wimscript.ini」という名前で「c:\WinPE_x86\iso\」に保存します。
[ExclusionList]
ntfs.log
hiberfil.sys
pagefile.sys
"System Volume Information"
RECYCLER
Windows\CSC

[CompressionExclusionList]
*.mp3
*.zip
*.cab
\WINDOWS\inf\*.pnf
8.コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力してイメージファイル「WinPE_x86.iso」を作成します。
"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\oscdimg.exe" -n -bC:\WinPE_x86\etfsboot.com C:\WinPE_x86\iso C:\WinPE_x86\WinPE_x86.iso
9.出来あがった「WinPE_x86.iso」をイメージファイルとしてCD-Rに書き込めば完成です。

WindowsPEはDOSの代わりにコマンドで操作できるOSなので、この1枚のCDは重宝する筈です。

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