パソコン・インターネット

2010年10月17日 (日)

Excelの定形シートから一覧表を作成!

私は仕事でよくこんな事をやっていました。

EXCELで作った定形のシートを配布して、担当者に記入してもらい、そのシートを返送してもらう。

そして返送されて来たシートは大抵、ブックの名前を担当者の名前にしたり、部門の名前にしたりして区別している筈です。

更に、これも大抵の人がやると思いますが、返送されたシートの内容を項目を横に並べて一覧表にして集計作業を行います。

この一覧を作るのがかなり面倒くさいのです。

一覧の作り方としては・・・、

例えばEXCELのリンク機能を使って一覧を作る場合、書式の変更が出来なかったり、元のシートを消してしまった場合など、問題があるものです。

リンクの設定が重複したり抜けていたりしていると集計自体が狂ってしまいますし、そういった事をチェックするのも大変です。

また、シート自体が数百個も有ったらリンクを張る作業自体が大仕事になってしまいます。

こうした時、汎用的に一覧表を作れるEXCELのツールが有ったら便利なのに・・・と思ってしまいます。

そんな要求を満たす為に「一覧表作成50.xls」を作りました。

使い方は簡単!

転記する元のシートのセル番地を記入して、転記元と転記先のフォルダを記入、そして転記先のファイル名を記入して「一覧表作成」ボタンをクリックするだけです。

最大50項目を選択して一覧表に加える事が出来ますし、A列はデータを取得したフォルダとファイル名を取得するのでデータがどのシートから転記されたかも一目瞭然です。
 

「50.zip」をダウンロード

2010年1月23日 (土)

ハードディスクのデータを完全消去!

あまり知られていない様ですが、IT資産管理でかなり重要な事が「データの完全削除」です。
昨年の9月まで参加していたプロジェクトではデータ削除のツールには有料のツールを使用していました。
DOSのOSをベースに削除ツールが起動するのが一般的です。
一般の方はハードディスクはパーテーションを変更したり、フォーマットをすればハードディスクのデータが完全に消去されてしまうと思っている様です。
残念ですが、市販されているデータ復元ツールを使用すれば、かなりの確率で復元出来てしまいます。
Windousのフォーマット形式がNTFSで削除されたデータであれば「cipher /w:ドライブ名」というコマンドをコマンドプロンプトで入力すると消去出来ます。
しかし、この方法のデータ消去はWindowsOSが起動している状態でしか有効では無く、消去されたデータのみを完全消去します。
企業等で「情報の漏えい」を防ぐ場合、こういった方法では不完全と言わざるを得ません。
例えばエンドユーザーが使用していたパソコンが故障してしまった場合、修理の為にIT資産管理の部門へパソコンを送る前に業務データや個人データ等をエンドユーザーの責任でバックアップをしてもらうのが普通です。
もし、どうしてもユーザーでバックアップが出来ない場合はそのまま送ってもらい、データ採取にトライしますが、前提として取得出来ない場合でも了承して頂く約束をします。
データのバックアップはWindowsのOSが起動する場合のみ市販のデータサルベージソフトでトライしますが、ウィルス感染等が考えられる場合は即時完全消去を実施します。
ハード的な故障で外部の修理業者に修理依頼をする場合、情報漏洩の対応を行う契約をした修理業者へ修理を依頼します。
基本的に外部にパソコンを持ち出す場合、完全消去をしてからイメージをクローニングして持ち出しをします。
修理業者やメーカーからパソコンが修理されて帰ってくると市販されているOS設定になっている場合があるので、再度データの完全消去を行ってからクローニングを行い、組織の標準仕様にしてからエンドユーザーへ戻します。
完全消去はフロッピーディスクで起動するモノが主流ですが、ウィルス感染が考えられるパソコンにはCD-ROMを媒体とした消去ツールを使用しました。
「消去ツールの入ったフロッピーディスクにウィルスは感染しないだろう」というシステム担当者の見解もありましたが、それでも感染の確率が100㌫無いと言えない場合は用心に用心を重ねた対応をするべきです。
最近では企業ばかりではなく、個人のパソコンの情報が流出してしまう場合でも社会的な問題に発展してしまう事がある様です。
古くなったパソコンを廃棄、または売却をする場合でもハードディスク内のデータを完全に消去する必要が出てきています。
軽い気持ちでパソコンや外付けハードディスクを廃棄してしまうと、思わぬ事態に巻き込まれてしまう事になるかも知れません。

2010年1月22日 (金)

WindowsPEの作成手順

昨年6月に「システム管理者のためのWindowsVista導入・活用マニュアル」という本を購入しました。
その頃はIT資産管理のプロジェクトに参加しており、大量のパソコンを同じ設定で出荷する仕事を見てきました。
当時は設定の元になるパソコンを1台設定し、sysprep.exeというSIDを初期化するツールを流してシャットダウンし、「ゴーストサーバー」でイメージを取得します。
そして取得したイメージを複数のパソコンにクローニング(イメージ複写)して同じ設定のパソコンを作ります。
大規模な企業ではこうした同じ設定のパソコンを導入する事で資産管理をし易くしています。
こうした同じ設定のパソコンでもコンピュータ名は個別に設定するので、出荷前に仮のドメインサーバーに接続してワークグループから所定のドメインに接続できる様にします。
勿論、実際にユーザーの手元にパソコンが届く前にパソコンに設定したコンピュータ名はドメイン登録します。
上記の作業で面倒なのはコンピュータ名の登録とドメインサーバーへのコンピュータ名の登録でしたが、「システム管理者のためのWindowsVista導入・活用マニュアル」を購入した理由は別にありました。
イメージのクローニングに使う「ゴーストサーバー」です。
「ゴーストサーバー」はかなり高額なソフトで、ライセンスもかなりのコストになります。
そこでこういった問題を解決したいのでWindowsVistaから標準で搭載されているクローニングツールを利用する為に「システム管理者のためのWindowsVista導入・活用マニュアル」を購入したのです。
「ゴーストサーバー」ではクローニングをする為に2つの機能を使います。
一つはイメージファイルの取得、もう一つはイメージファイルの復元です。
これ等の機能は総てパソコン側のOSが起動していては出来ない処理なのです。
具体的には「ゴーストサーバー」でクローニングをする時にはパソコンをサーバーに接続して専用のフロッピーデスクを挿入してWindouws以外のOSを立ち上げて処理を行います。
WindowsVistaのクローニングはWindowsPEというOSを立ち上げてimageXというツールを使ってイメージの取得及び復元を行います。
この無償で提供されている機能を使えれば低コストでクローニングを行えると考えたのです。
結論から言うと「ゴーストサーバー」を使い続ける事となったのですが、WindowsPEとimageXというツールを使ったクローニングは有効であると考えています。
そこで今回はかなり面倒なimageXというツールを含んだWindowsPEのCD-ROMの作り方の要点を以下に記載します。
詳細は「システム管理者のためのWindowsVista導入・活用マニュアル」を読む事を薦めます。

1.Windows 自動インストール キット (AIK)を「http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=c7d4bc6d-15f3-4284-9123-679830d629f2&displaylang=ja&Hash=qyuHNHojDxD702x1p8mz98unJ%2buNlnazWByBDmrgkh2PdmYJxFvMxSjzPWA7ZDEFHpiZEyHtAgZbAZ1AFOEjMQ%3d%3d」からダウンロード
2.ダウンロードした「vista_6000.16386.061101-2205-LRMAIK_JA.img」をDVDへイメージとして書き込み保存。
3.WindowsVistaのPCでDVDからWindows 自動インストール キット (AIK)ををインストール。
4.スタートメニューから「Windows PE Tools コマンド プロンプト」を右クリックして管理者として実行します。
5.「copype.cmd x86 c:\WinPE_x86」と入力します。
6.「"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\x86\imagex.exe" c:\WinPE_x86\iso\」と入力します(コマンドプロンプトは閉じない)。
7.以下のコードを「wimscript.ini」という名前で「c:\WinPE_x86\iso\」に保存します。
[ExclusionList]
ntfs.log
hiberfil.sys
pagefile.sys
"System Volume Information"
RECYCLER
Windows\CSC

[CompressionExclusionList]
*.mp3
*.zip
*.cab
\WINDOWS\inf\*.pnf
8.コマンドプロンプトで以下のコマンドを入力してイメージファイル「WinPE_x86.iso」を作成します。
"C:\Program Files\Windows AIK\Tools\PETools\oscdimg.exe" -n -bC:\WinPE_x86\etfsboot.com C:\WinPE_x86\iso C:\WinPE_x86\WinPE_x86.iso
9.出来あがった「WinPE_x86.iso」をイメージファイルとしてCD-Rに書き込めば完成です。

WindowsPEはDOSの代わりにコマンドで操作できるOSなので、この1枚のCDは重宝する筈です。